意欲の低下とおっくう感
統合失調症などの精神的な症状として起こるのが意欲の低下です。今までだったらあんなことをしたい、こんなことをしたいという気持ちが心の底から湧いてきて、ちょっとしたことでも、楽しみが湧いてくるものなんですが、統合失調症になると湧いてこなくなります。
初期の段階では、意欲が低下しても、うまく自分の中で調節して、やる気を高めようと自分の中で調節ができるものなんですが、どんどんと意欲が低下していくと、コントロールすることが難しくなります。
ある意味では意欲の低下による心のエネルギーの枯渇とも呼ばれています。
いつもとは違う自分、精神的な部分を調節できないと思ったら、すぐにでも精神科に受診をすることが第一です。
でも、意欲が低下するとは一体なんだろうと疑問に思う人もいるかもしれません。例えば、強い倦怠感のため何をするのも億劫になり、意欲が湧いてこなくなり、何もする気が湧いてこなくなります。もちろん仕事はやらなくてはいけないけど、会社や学校へ言っくことすら考えただけで面倒になってしまいます。
仕事以外では主婦であれば普段はなんでもない火事で億劫になり、掃除や選択、料理なども手につかなくなります。新聞などの細かい文字をおってそこに書いてることを理解するのが嫌になることも。
TVのニュースのアナウンサーの声を聞いているのが辛くなったり、本などを読むことも苦手になり、ちょっとしたことでも嫌な芳香に考え込んでしまうことも有ります。
どんどん意欲が低下してしまい、今だけでなくこれから先のことを考えて何をしても意味が無いと思ってしまうわけです。
そのために、精神的な部分を調節するために、まずは自己判断で上手くコントロールができない場合は、精神科の診察をうけることです。
しっかりとしたケアが出来るのかはわかりませんが、まずは行っていくことが重要です。